平成23年2月24日(木)・25日(金)の2日間、東京ビッグサイトを会場に平成22年度全国行政栄養士協議会新任者研修会を実施しました。
全国から92名の行政管理栄養士・栄養士が参加し、「母子保健から地域を見る」をテーマに、熱気にあふれた研修会が開催されました。
<内容>
○講演Ⅰ「母子保健施策の動向」
講師 厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課 栄養専門官 清野富久江
2010年1月に閣議決定された「子ども・子育てビジョン」の基本的考え方や、「健やか親子21 第2回中間評価」から、行政栄養士が取り組むべき方向を示唆いただきました。 |
○講演Ⅱ「乳幼児の食生活とその支援について」
講師 社会福祉法人恩賜財団母子愛育会
日本子ども家庭総合研究所母子保健研究部 栄養担当部長 堤ちはる
公表から約4年の「授乳・離乳の支援ガイド」は、乳汁や離乳食といった「もの」にのみ目が向けられるのではなく、一人一人の子どもの発達が尊重される支援を基本とすることがねらいです。この方針を踏まえて、「離乳食」「フォローアップミルク」「卒乳」「母への支援」など実生活に密着した事例を踏まえて御指導をいただきました。 |
○意見交換会
会食を共にしながら、仕事・生活への思いを発信し、多くの方々と語らいました。 |
○グループワーク説明「母子保健事業における地域マネジメントを考える ~ケースメソッドを用いた地域活動の事例分析から~」及びケースメソッド
講師 女子栄養大学食生態学研究室 教授 武見ゆかり
ケースメソッド(※)の手法を用いて、日々発生する問題の「解決に関わる判断能力」「意思決定能力」「修得すべき知識」「それをどう使うか」といった問題解決プロセスを学習しました。今回、母子保健に関わる2事例について、武見先生やファシリテーターのリードのもと2グループに分かれてグループワークを行い、最後に武見先生から全体の振り返りを指導していただきました。 (※)ケースメソッドとは? ハーバード大学ビジネススクール(経営大学院)、ケネディスクール(公共政策大学院)等で1900年代前半に開発された教育手法。現在、国内外の様々な分野の実践的学問教育の主要な教授法の1つとして活用されています。 学習の進め方の1つで、講師(インストラクター)と参加者が一緒になって、全体で討論を進める参加型の授業。ケース(事例)をもとに当事者の立場に立って考え、判断し、意思決定する学習方法。 |