(社)北海道栄養士会地域活動栄養士協議会
本間鄙子
こんにちは! 今回はこのコーナーがリニューアルするということで緊張しました。
私たちは食育事業を行う中で・・・・・
「食育って何だろう?」と考えたとき、小学生~中学生までは学校等で、0歳~3歳、母親、子育て、高齢者等はそれぞれ地域の保健センターや、地域の公民館、特別に設けられた会場などでイベントが行われており、今までも我々栄養士はその場、その場に関わってきています。しかし、高校生、大学生の食育はどうなのか?
と考えた時 「おやっ?う~ん」「危ないかも!!」と思っていました。
そこで協議会では、直接学生たちに関わってみたいという思いで、大学の門をたたいてみようと思いました。
4年前にも大学側にアクセスしましたが、北海道ではまだやっていない食育の分野でしたのでなかなか大変でした。
でも何とか1校 OK をもらいこの事業の実行に漕ぎ着けました。
大学学生課と大学生協にご協力いただき、第1回目の実施は平成16年10月で、大学祭終了後に単独のイベントとして行う事にしました。
当日、学生が集まってくれるかどうか? とても不安でした。
しかし 予想以上に学生が関心を示してくれました。
『食に関する悩み解決し隊』
==あなたに ワンポイントアドバイス==
第1回目(平成16年)・・・参加者は100名
テーマ:「アミノサプリ飲料」について
展示コーナー…飲料のアミノ酸の含有量、エネルギー等の表示
試食コーナー…簡単にできるご飯やおかず、等の提供
これがとても評判がよかったです
簡単ごはん、おかずレシピ、その他役立つと思われるパンフレット多数提供
「たばこ」に関して…禁煙ポスターや「肺の模型」の展示
栄養相談コーナー…栄養士 10名配置
お土産コーナー…感想を書いてくれた学生にはスポンサー提供の品々を渡しました。
参加学生にはアンケート表を記入してもらい、体重、体脂肪計に乗って測定し栄養士が個別に栄養相談をして、「ワンポイントアドバイス」をしました。
展示風景
『アミノサプリ飲料の解説』 (野菜の丸ごとの使い方)
その後 1年に1回 このイベントを試みてきました。
第2回目(平成17年)・・・参加者:140名
テーマ:「学生が好む飲料の糖分、菓子のエネルギー、糖分」
糖分とエネルギー 大学生になると親は安心して、衣食は本人まかせが多い。
学生との会話の中では
* 何となくお腹一杯になれば良いと考えている
* 空腹が満たされれば良い
* ダイエット(我流にやっている)したい、などがある。
一方ではとても真面目に『食』に取り組んでいる学生がいました。
学生生活は夜遅くのアルバイト、自宅通、1人暮らし、自炊、下宿という生活体系は様々です。
栄養相談後の学生の感想としては
①気がつく事が多い
②聞いてよかった
③見直してみる
④今後にすごく役立つ
という前向きの意見が多く聞かれました。
*社会に出てからから一生ついてくる『食』学生時代に暮らしのノウハウを培っておくのはその後の生活にどんなに大切か!
*生活習慣がどんなに大切か! (いまは良くわからない感じでしょうが)
このような機会に、こんなことを考えてもらう良いチャンスにしてもらいたいと切に願っています。
『禁煙コーナー』については、喫煙後の肺の模型 を見てびっくりしたと結構驚きの声が聞かれ、やめよう!!という意識の学生もいました。
——絶対禁煙!!
肺モデル(15年後、30年後)
第3回目(平成18年)・・・参加者:203名
テーマ:『学生が好むインスタントカップラーメンのエネルギーと油分』
この回は学生の驚きの声が聞かれました。
この回の栄養指導は特に、カップラーメンの食べ方に重点をおいてどのように食べると理想に近づくか?
その学生の生活に合った方法で1人1人アドバイスをしました。
『売れ筋ラーメンベスト8』
第4回目(平成19年)・・・参加者:170名
テーマ:「食物せんい」——摂れないせんいを簡単に摂る方法——
『食物せんい』が不足がちな学生にいかにして簡単に上手に摂るかということに焦点を置きました。(豆、海藻、こんにゃく、キノコ類の利用方法等)
この回は 2つの大学生協にアクセスして拡大しました。
この初の2大学は生協連の学生達が自主的に参加して、我々地域活動栄養士協議会とコラボレーションをしました。
『食物せんいを簡単に摂ろう』 栄養相談風景
毎年テーマを決めてターゲットをしぼり、今回は4回目になりました。
毎回いろいろな学生に接することにより、学生達も楽しみながら、気軽にまた友人を誘いながら、参加してくれているところが良かった!と思っています。
モットーは『気づいてもらう』 『実行してもらう』
さて今年はどのようなものをターゲットにしようか?
平成19年度に行った大学生協では、学生も一緒になってもっとバージョンアップしたイベントを次年度に展開したいという希望を持たれています。
うれしい限りであります!!