今回は、研究教育職域を担当する小林道理事が、kobayashi.jpg
職域で
推薦をした2講演のおすすめポイントをご紹介します。

研究教育職域では、近年我が国で増加している「外国にルーツがある子ども」と「認知症の人」を対象とした内容を推薦しました。
推薦理由は、いずれの対象者も対応方法についての理解があまり深まっていないと考えられたからです。

 角替先生のご講演では、外国にルーツのある子どもたちは、日本とは異なる文化背景を持っていることから、日本の学校給食に対する適応への不安を抱えている場合があることを学ぶことができました。角替先生は子どもたちに対する学習支援の経験や調査結果から、教諭または栄養教諭が外国にルーツのある子どもたちへの関わり方について、非常に参考になるお話しをして下さっています。
学校健康教育の会員の皆様には、特に興味深い講演だと思います。

角替先生の講演動画の視聴はこちら
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 櫻井先生のご講演では、認知症の病態から最新の介入研究まで、高齢者の栄養状態と認知症の関係についてご講演いただきました。講演の中で驚いたのは、すでに栄養指導による認知症予防の研究実装が行われているということです。今後のエビデンスの積み重ねによっては、認知症予防のための栄養指導が介護報酬に加わる日が来ることを想像してしまいました。超高齢社会はますます進んでいくこともあり、全職域の会員の皆様におススメの講演です。

櫻井先生の講演動画の視聴はこちら
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