入会

マイページ

ログアウト

  1. Home
  2. お知らせ
  3. ニュース
  4. 【お知らせ】令和6年度同時改定をうけて ~リハ、口腔、栄養の一体的な取り組みを一層推進します~

【お知らせ】令和6年度同時改定をうけて ~リハ、口腔、栄養の一体的な取り組みを一層推進します~

 令和6年度診療報酬、介護報酬、障害福祉サービス等報酬改定では、3つの報酬が同時に改定される6年に一度の機会であることから、医療・介護・障害の連携強化が強調された改定となりました。その中で特筆すべきは、医療・介護どちらにおいても、リハビリテーション、口腔、栄養の連携が新設の加算等で評価されることになったことが挙げられます。

 介護報酬では、リハビリテーション・機能訓練、口腔、栄養について、今まではアセスメントを個別に実施し、各アセスメントに基づいてケアを行うことが加算対象でしたが、今回の改定ではリハビリテーションのアセスメントに合わせて口腔・栄養のアセスメントも実施し、その情報を関連職種間で一体的に共有し、リハビリテーション計画書の見直しを行った上で、各ケアを実施することが評価されることとなりました。高齢者の自立支援・重症化防止において栄養が重要な役割を果たすことが評価されたとともに、それらの取り組みをより効果的なものとするためには、リハビリテーションや口腔分野の専門職との連携が重要であることが示されたものと考えています。
 診療報酬でも、「リハビリテーション・栄養・口腔連携体制加算」が新設されました。これは、急性期医療において患者のADL低下を予防するために、入院患者全員に対して入院後48時間以内にADL、栄養、口腔状態の評価を行い、必要な計画を作成して多職種で取り組む体制を確保していることを評価するもので、病棟に専任の常勤の管理栄養士が配置されていることが要件となっており、管理栄養士の病棟配置が一層推進される契機となることが期待されます。
 障害福祉サービス等報酬では、生活介護において生活支援員等と連携して、全ての利用者の栄養状態のスクリーニングを行うとともに、栄養状態にリスクのある人に対しては個別に栄養管理を行う等、栄養ケア・マネジメントを行うことが評価されることとなりました。障害者への栄養支援を誰一人取り残すことなく実践するための、スタートラインに立つことができたと感じています。

 近年では、国民の健康づくりにおける栄養の重要性がさまざまな場で語られるようになりました。今回の同時改定は、栄養の重要性が実態をもって動き出したものだと感じています。厚生労働省をはじめとした関連省庁の皆さま、公益社団法人日本医師会、公益社団法人日本歯科医師会をはじめとした関連団体の皆さま、関係者の皆さまの支援に心より御礼申し上げます。

 公益社団法人日本栄養士会は、求められている栄養管理・栄養指導を着実に実践することのできる管理栄養士の人材育成を行います。また、多職種との連携を強化し、関連団体の皆さまとの協働によって、国民の健康づくりに貢献します。
 今後も公益社団法人日本栄養士会の活動にご支援をいただきますようお願い申し上げます。

公益社団法人日本栄養士会 代表理事会長 中村丁次

賛助会員からのお知らせ