「8月4日は栄養の日」コンテスト川柳部門結果発表
2026/08/01

8月4日は栄養の日!そして、本日、8月1日から「栄養週間」スタートです!
昨年開催した「栄養の力で結(ゆい)コンテスト」に続き開催した「8月4日は栄養の日」コンテストに多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。
写真部門・川柳部門あわせて6,949点(川柳部門:6,709点、写真部門:240点)の作品が寄せられました。審査員による厳選なる選考会において各賞が決定しました。本ページでは、川柳部門の受賞作品と受賞者のコメント、審査に参加いただいた一般社団法人全日本川柳協会副理事長の江畑様からの講評を紹介いたします。
■写真部門の結果発表はこちら
【最優秀賞】 全応募作品の中から1名
献立の向こうに見えた食べる人 竹内愛子 さん(岐阜県)
*管理栄養士・栄養士養成校学生の部のご応募作品
大量調理実習を通して、献立の先には「食べる人」がいることを実感し、その気づきを作品に込めました。
【優秀賞】 各カテゴリー2名
<一般の部>
さしすせそ塩を減らして四季を足す 松の妻 さん(千葉県)
ー受賞者コメントー
料理の味付けの基本とされる「さしすせそしですが、気を抜くとつい塩を入れすぎてしまいます。家族の健康のためにも、四季の素材や旬の物を足して味付けや彩りを楽しんでもらえるように努力しています。
AIも別腹までは読めてない 加藤広美 さん(東京都)
ー受賞者コメントー
この度は思いがけず栄誉な賞をいただき、たいへん光栄に思っております。AIが著しく進化する時代にあって、人間の人間らしい味わい、面白さを表現したいとの思いを作品に込めました。
<管理栄養士・栄養士の部>
栄養の答えはいつもひとつじゃない リコ. さん(岐阜県)
ー受賞者コメントー
学生時代は教科書にある知識を「正解」として学んでいました。しかし、管理栄養士として現場に立つと、患者さん一人ひとりの生活や価値観、病状に寄り添いながら最適な方法を考えることが大切だと実感しました。栄養の答えは決して一つではない――その気づきをこの一句に込めました。このたび受賞できたことを大変うれしく思い、今後も学び続けながら、一人ひとりに寄り添える管理栄養士を目指していきます。
指導より一緒に探す「できること」 安納いもみ さん(鹿児島県)
ー受賞者コメントー
優秀作への選出、心より感謝申し上げます。指導ではなく「一緒に探す」伴走型探究支援を詠みました。蜜溢れる焼き芋に出会ったような喜びを糧に、同じ目線で寄り添い、最善の解決策を探究し、楽しく伝えていきます。
<管理栄養士・栄養士養成校学生の部>
値上がりも栄養だけは値切れない 米田里奈 さん(福島県)
ー受賞者コメントー
食品が値上がりしても健康に大切な栄養は減らさずにしっかりとって欲しいと言う思いです。
薄味も真心あれば深い味 あおい さん(山形県)
ー受賞者コメントー
しっかり減塩をした料理でも、真心があれば心あったまる美味しいものになると思い、この俳句を作りました。この句を読んで、家族や友達など自分にとって大切でかけがえの無い人たちと一緒に楽しく美味しくご飯を食べる情景が思い浮かんでいただければ嬉しいです。
【入選】各カテゴリー2名
<一般の部>
自家栽培手伝い偏食減った孫 市井人 さん(愛媛県)
ー受賞者コメントー
ピーマンと人参が苦手だった孫が、自身が野菜を作ることで、作物に愛情を持つことができ、苦手な野菜も食べられるようになった。その姿を見ている、祖父祖母も喜びを感じていることをこめた作品です。
スマホ伏せ五感で味わえ15分 千葉陽 さん(岩手県)
ー受賞者コメントー
スマホ片手に食事をしている人も多いのではないでしょうか。今や生活に欠かせない存在となったスマホですが、食事の時間くらいは置いて、目の前の料理の香りや味に集中してほしいという思いを込めました。今回の受賞を励みに、これからも私自身、日々の食事を五感で豊かに味わうことを大切にしていきたいと思います。
<管理栄養士・栄養士の部>
「食べてるか」野菜と母の一筆箋 あおちゃん さん(東京都)
ー受賞者コメントー
子どもの頃、祖父が育てた野菜を、よく小包で送ってくれました。離れて暮らす家族の健康を気遣う優しさが、とてもありがたく思い出されます。そこからイメージを膨らませて詠みました。この度は素晴らしい賞をありがとうございました。
食生活りくりゅうみたいに積み重ね ふみっちゃん さん(岡山県)
ー受賞者コメントー
食生活は薬と違い、効果を実感することが難しいです。日々積み重ねることで、体だけでなく心も、その恩恵を享受できると思います。このことを「りくりゅうペア」に重ねて、表現しました。皆様もぜひ、『たのしく食べて、心身を喜ばせて』ください!!
<管理栄養士・栄養士養成校学生の部>
給食が凄いことだと今気づく わかな さん(岐阜県)
ー受賞者コメントー
講義で大量調理実習や献立作成を経験し、必要なエネルギーや栄養を満たしながら、おいしい給食を毎日提供する学校給食の大変さを実感しました。これまで当たり前に食べていた給食が、多くの工夫と努力によって支えられていることを再認識し、その率直な思いを川柳にしました。
アクスタで孤食防止の一工夫 本多萌恵 さん(愛知県)
ー受賞者コメントー
近年では「推し」がいることが身近になり、アクリルスタンドを持ち歩いて一緒に食事やお出かけを楽しむ「推し活」が日常の一部になっていると感じています。推し活をしている間の食事も、より楽しい時間となり、孤食防止につながってほしいという思いを込めました。
【審査員講評】一般社団法人全日本川柳協会副理事長 江畑哲男 さん
「食べること」は「生きること」。私たちが生きるためのエネルギーを補給するのみならず、バランスの良い食生活は心身の健康維持にも欠かせません。そんな大切な役割を担っておられる日本栄養士会の取り組みに共感し、ご縁を大切にしながら、本年もコンテストの選をさせていただきました。
受賞作品をご覧ください。よい川柳は読者の共感を呼びます。栄養士という、同じ志を持つ仲間へ「生きる」勇気を与えます。仕事への誇りをも呼び覚ますことでしょう。
最優秀賞・優秀賞作品へのコメントを短く添えました。
・《最優秀賞》献立の向こうに見えた食べる人
(評)「献立の向こうに」いる人、つまり「食べる人」を見据えながらの仕事だ、ということがよく伝わって参ります。格調も完成度も高い、最優秀賞にふさわしい出来栄えでした。
・《優秀賞》
<一般の部>
・さしすせそ塩を減らして四季を足す
(評)「四季を足す」の「四季」が作者のお手柄でしたね。「栄養」に、文学的情緒を漂わせてくれました。
・AIも別腹までは読めてない
(評)「別腹」が良かった。さすがのAIも「別腹」まで読めていなかった、ということなのでしょう。
<管理栄養士・栄養士の部>
・栄養の答えはいつもひとつじゃない
(評)ナルホドと感心した1句です。「答えはいつもひとつじゃない」と、哲学的な深さをも感じさせました。
・指導より一緒に探す「できること」
(評)指導者のお手本のような姿勢を句にしました。「一緒に探す」がそうした姿勢の現われです。
<管理栄養士・栄養士養成校学生の部>
・値上がりも栄養だけは値切れない
(評)実感句でしょうか。何もかも値上げをされる昨今、「栄養だけは値切れない」という学生さんの本音がにじみ出ています。
・薄味も真心あれば深い味
(評)「薄味」ですが、「深い味」でもあると作者は表現しました。言葉の対比の妙に感心させられた1句です。
<主催>
公益社団法人日本栄養士会
<作品募集期間>
2026年4月13日~2026年6月10日
<コンテスト賞品協賛企業>
株式会社ヤクルト本社
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