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国際情報

日本栄養士会は、世界の栄養に関する最新情報を得られるように、また、世界中の人びとの健康に貢献できるように、国際栄養士連盟(International Confederation of Dietetic Associations;ICDA)、アジア栄養士連盟(Asian Federation of Dietetic Associations;AFDA)に加盟しています。

国際栄養士連盟(ICDA)への加盟

国際栄養士連盟とは?

ICDAは、各国栄養士会により組織されています。2024年6月現在の加盟国は、日本を含めて51カ国/53団体です。
日本は、1988年からICDAの理事国を務めています(除く、2008年~2016年)が、2020年から2024年までの理事国は、日本、オーストラリア、イギリス、アメリカ、スペイン、カナダ、メキシコの7カ国です。
ICDAは、4年に1回、国際栄養士会議(International Congress of Nutrition and Dietetics;ICND)を開催し、各国の栄養士・栄養学者が参集して、栄養問題、栄養政策、栄養教育、栄養士活動などについて検討しています。
2008年には、第15回ICDが日本(横浜)で開催され、59カ国から8,028人が参集しました。

  • 国際栄養士会議は"International Congress of Dietetics;ICD"と呼称されていたが、2024年に開催される会議より、"International Congress of Nutrition and Dietetics;ICND"へと名称を変更

アジア栄養士連盟(AFDA)への加盟

AFDAとは?

AFDAは、1991年に設立されました。加盟国は、台湾、香港、日本、マレーシア、パキスタン、インド、フィリピン、インドネシア、タイ、韓国、シンガポール、オーストラリアの12カ国(2023年5月現在)です。
日本は、2010年から常任理事国を務めていますが、2023年から2026年までの常任理事国は、日本(会長)、インド(副会長)、フィリピン、タイ、香港、台湾、インドネシアの7カ国です。
AFDAは、4年に1回、アジアの人々の食生活に立脚したアジア人のための栄養のあり方と実践活動の検討を目的とする、アジア栄養士会議(Asian Congress of Dietetics;ACD)を開催しています。

また、AFDAでは、Asian Journal of Dieteticsを発行しています

今後の国際栄養士会議(ICND)、
アジア栄養士会議(ACD)等開催予定

第20回国際栄養士会議(ICND2028)は、2028年にアイルランドのダブリンで、第9回アジア栄養士会議(ACD2026)は、2026年にインドのムンバイで開催される予定です。そのほか、次のとおり、栄養関連の国際会議(国際栄養学会議、アジア栄養学会議)の開催も予定されています。

開催期間 会議名/開催都市
2022年8月19日〜21日 第8回アジア栄養士会議(ACD2022)
日本(横浜)
2022年12月6日~11日 第22回国際栄養学会議(ICN2022)
日本(東京)
2023年9月14日~17日 第14回アジア栄養学会議 (ACN2023)
中国(成都)
2024年6月12日~14日 第19回国際栄養士会議 (ICND2024)
カナダ(トロント)
2025年8月24日~29日 第23回国際栄養学会議 (ICN2025)
フランス(パリ)
2026年 第9回アジア栄養士会議(ACD2026)
インド(ムンバイ)
2028年6月15日~19日 第20回国際栄養士会議(ICND2028)
アイルランド(ダブリン)
2030年 第10回アジア栄養士会議(ACD2030)
インドネシア(バリ)

※国際栄養学会議(International Congress of Nutrition;ICN)は、栄養科学の研究における国際協力の推進を目的とする国際栄養科学連合(International Union of Nutritional Sciences;IUNS)が主催する会議で、アジア栄養学会議(Asian Congress of Nutrition;ACN)は、IUNSの地域組織であるアジア栄養学会連合(Federation of Asian Nutrition Societies;FANS)が主催する会議です。両会議とも4年に1回開催されます。

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