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キャリアアップための生涯教育制度

生涯教育をフル活用してスキルアップ!

生涯教育の概要や研修内容、認定制度についてまとめた「キャリアノート」のダウンロードはこちら

STEP1

自己評価表で自己分析をする

あなたはどのような管理栄養士・栄養士になりたいですか?
自分の専門とする分野の「自己評価表:生涯教育到達目標」(キャリアノート資料1)のページを選択し、目標リストに沿って自己評価をします。自己評価はレベルⅠからレベルⅣまでで行います。
レベルⅠ:当該項目を知っているが、経験がない
レベルⅡ:当該項目を指導下で実践できる(経験はあるが単独では、できない)
レベルⅢ:当該項目を単独で実践できる
レベルⅣ:当該項目に熟練し、指導できる

自己評価表

STEP2

到達レベルから必要な研修を探して受講する

自己評価表で自己分析をして到達目標が決まったら、自分に必要な基幹研修を「基本研修実務研修項目一覧」(キャリアノート資料2・3)から探して受講します。研修項目は、研修会検索画面からも探すことができます。研修は講義と演習形式があります。

基幹研修 1単位の時間 年間提供単位数 内容
基本研修 講義 90分
演習など 180分
概ね10単位以上 キャリアノート資料2
実務研修 講義 90分
演習など 180分
概ね10単位以上
(臨床栄養は概ね13単位以上)
キャリアノート資料3
キャリアノート資料4

研修会の種類

研修会は、日本栄養士会、都道府県栄養士会、地区ブロック単位などで開催しています。研修は主に、講義形式と演習形式の2つがあります。基幹教育の中の「基本研修」では、「専門職としての役割と倫理綱領」「食と栄養の基礎知識」「栄養管理プロセス」など必須の研修が含まれます。また、実務研修は、臨床栄養、学校栄養、健康・スポーツ栄養、給食管理、公衆栄養、地域栄養、福祉栄養(高齢・障がい)、福祉栄養(児童)の8つの分野に分かれ、それぞれの分野に特化した内容の研修が行われます。もちろん、興味のあるテーマは、自分の業務とは異なる分野の研修も受講可能です。さらに、講義や演習のほかに、情報交換会が開催されることもあり、同じ世代の栄養士仲間ができたり、交流したりすることができます!

受講方法

研修会の開催計画は、「日本栄養士会雑誌」や日本栄養士会および都道府県栄養士会のホームページへ掲載されます。都道府県によっては、個別に案内がある場合もあります。これらの情報を参考に、各自で申し込みます。他の職域の研修会や、他の都道府県の生涯教育へも参加できます。インターネットからの申し込みなど、所定の申し込み方法で、希望の都道府県栄養士会へ申し込んでください。
参加費は、生涯教育研修会の方式で開講する場合、講義1単位 1,000 円、演習1単位 3,000 円程度ですが、都道府県栄養士会により異なりますので、確認してください。

STEP3

研修内容を実践してキャリアシートに記録し業務に生かす

研修を受講したら、研修内容を業務に生かし、自己研鑽をしていきます。また、キャリアシート(キャリアノート資料5)に目標と計画、実践の記録をつけて評価し、改善・見直しを習慣付けましょう(その記録を上司に評価してもらうことも大事)。今後の業務に生かしていくことは管理栄養士・栄養士のスキルアップには大切なことです。

関連学会で発表する

STEP4

学会などでの発表、学術論文の作成に挑戦する

自分の専門領域の「栄養の指導」に関する学会、研究会などに参加しましょう。 学会では、日頃の成果をまとめて発表し、意見をもらいます。その意見等を踏まえ、学術論文にまとめます。まとめる際には、種々の先行研究論文などを参考にします。自分の実績は、他者にも有用な情報にもなります。自己研鑽を通して社会に貢献する管理栄養士・栄養士を目指しましょう。

STEP5

認定審査に挑戦する

キャリアシートの記録をもとに「自己評価表:生涯教育到達目標」(キャリアノート資料1)に戻り、自己評価を再び行います。「わかる、知っている」レベルから、「できる」レベルに移行できているか確認します。
自己評価が概ねレベルⅢに到達し、また必要な単位を取得すると、認定審査に申請することができます(※)。

  • ほかにも申請要件があります。認定管理栄養士・栄養士並びに認定制度について詳しくはこちらで確認してください。

基本的な考え方について見る

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