世界基準&最新、最先端のスポーツ栄養の知見が集結!「未来のトップアスリートのための体感型スポーツ栄養セミナー」が全国に先駆けて札幌でスタート
2016/08/22
未来のトップアスリートを栄養で支える!指導者、保護者はもちろん、スポーツ栄養を志す管理栄養士・栄養士も必見
平成28(2016)年8月20日(土)、家庭や現場で使えるプロ仕様のスポーツ栄養が一日で学べる「未来のトップアスリートのための体感型スポーツ栄養セミナー」が、北海道札幌市のホテルポールスター札幌にて、180名の受講者が参加し開催されました。同セミナーは、平成28年8月から来年の平成29(2017)年の2月までに全国12か所で開催、平成32(2020)年にかけて、順次、全国47都道府県での展開を予定しています。
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公認スポーツ栄養士が"使えるスポーツ栄養"をレクチャー、企業の最新情報やうれしいサンプリングも
本セミナーは、公益社団法人日本栄養士会と公益財団法人日本体育協会が共同認定する公認スポーツ栄養士によるオリジナルプログラム。プロスポーツや国際大会の現場で活躍する公認スポーツ栄養士を講師陣に、競技力向上のための食の知識やアスリートの食事などの座学から、試合前・中・後の食事や水分補給法の実践情報のほか、競技力向上と良好な発育発達のための弁当「アスリート弁当」を調理のデモンストレーションを交えて提供するなど、スポーツ栄養に実際に触れて学べることが特徴です。また、会場内の協賛企業の展示ブースでは、スポーツ栄養に関連する各社の商品を実際に手に取りながら、担当者から直接レクチャーを受けられるほか、スポーツ現場の食事に役立つ商品のサンプリングも行われます。
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この日の1時間目は、神奈川県立保健福祉大学教授、公益社団法人日本栄養士会の鈴木志保子理事より、「食の基礎知識-競技力向上のベースとなる心とからだづくり-」をテーマに講義が行われました。現代のジュニアアスリートの発育発達状態を見極め、食事構成、食材、量などのバランスの重要性や必要とするたんぱく質、糖質の摂取量のほか、眠りの構造と機能、睡眠のメカニズムまで、競技力向上のベースとなる心と体づくりについて説明がされました。2時間目は、「アスリートの食事 -食べる!喜ぶ! アスリートメニュー・レシピ」について、株式会社LEOCの関根豊子先生を講師に迎え、献立を構成する料理の種類と役割、ジュニアアスリートが摂りたい食材量、また、このセミナーのために考案されたアスリートのためのオリジナル弁当(アス弁)を題材に、ジュニアアスリートに向けた調理のポイントがレクチャーされました。
昼食は、調理のデモンストレーション付きでいただく、アスリートのために考案された弁当(アスリート弁当)
セミナーの"ウリ"でもあるのが、1、2時間目で学んだ内容をそのまま体現した、競技力向上と良好な発育発達のための弁当「アスリート弁当(アス弁)」。ごはん(カルシウムアップ桜えびふりかけ)、キャロットライス、レバー入りミートソースの主食、豚のスタミナ炒め、白身魚の洋風南蛮漬けの主菜、鶏レバーとおつまみナッツの炒め和え、ほうれん草の明太子ソース、根菜サラダの副菜と季節のフルーツが、3:1:2のバランスで並びます。実際のレシピの紹介とあわせて、ドレッシングの活用法などの調理の際のポイントが、「毎日の食卓に、スポーツ栄養を」とし、3時間目にデモンストレーションされました。
コンディショニング要因のひとつとして、シーンに応じた食事のあり方、水分補給法を学ぶ
大妻女子大学教授小清水孝子先生の4時間目では、「実践!試合前・中・後の食事 -勝利に近づくために-」として、実際のスポーツシーンを想定した、試合前・中・後の食事の摂り方を、それぞれのポイントと献立例を通じて紹介。5時間目は、「熱中症の予防-リスクを回避する、正しい水分補給法を学ぶ-」として、熱中症などのリスクを回避する水分補給をテーマに、体のメカニズムをもとにした正しい知識について、Food Connection代表取締役の橋本玲子先生が講義しました。
スポーツ界において、今後、世界規模の国際大会が目白押しの日本。アスリートがベストパフォーマンスを出す一つの要素として、食事、栄養の重要性がますます注目されています。それぞれの講義を通じて一貫していたことが、スポーツ栄養を通じた仕事は選手へのマネジメント業務だということ。選手の個性はもちろん、日々変わるコンディションを正しく把握し、個人に必要な栄養素の摂取をわかりやすく、エビデンスをもって提案することが必要になります。
日本栄養士会では、コミュニケーションスキルやエビデンスを習得する場として、公認スポーツ栄養士を目指すみなさんに入会と生涯教育の受講を推奨しています。ぜひこの機会にスポーツ栄養に触れ、日常のスポーツシーンはもちろんのこと、選手と一緒に世界と戦ってみませんか?
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未来のトップアスリートのための体感型スポーツ栄養セミナー 2017
全会場満席にて、開催を就労いたしました。
たくさんのお申し込みありがとうございました。
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未来のトップアスリートのための体感型スポーツ栄養セミナー 2016
<日程および会場>
2016(平成28)年
8月20日(土) 北海道札幌市・ホテルポールスター札幌 ※終了
8月24日(水) 静岡県静岡市・ホテルアソシア 静岡 ※終了
8月27日(土) 滋賀県大津市・琵琶湖ホテル ※終了
8月28日(日) 愛媛県松山市・国際ホテル松山 ※終了
9月1日(木) 長野県諏訪市・ホテル紅や ※終了
9月2日(金) 東京都渋谷区・シダックスホール ※終了
9月4日(日) 新潟県新潟市・万代シルバーホテル ※終了
9月11日(日) 福井県福井市・福井県国際交流会館 ※終了
2017(平成29)年
1月29日(日) 大阪府大阪市・梅田スカイビル スペース36L会議室 ※満席受付終了
2月10日(金) 東京都渋谷区・シダックスホール → 東京都港区・コクヨ 多目的ホール へ会場が変更になりました。 ※満席受付終了
2月19日(日) 岩手県盛岡市・岩手県歯科医師会館 ※満席受付終了
2月26日(日) 福岡県福岡市・アークホテルロイヤル福岡天神 ※満席受付終了
<プログラム>
10:00~10:15 オリエンテーション
10:15~11:15 食の基礎知識 -競技力向上のベースとなる心とからだづくり-
11:15~11:30 休憩
11:30~12:30 アスリートの食事 -食べる!喜ぶ! アスリートメニュー・レシピ-
12:30~13:30 毎日の食卓にスポーツ栄養を -昼食、お弁当&調理デモンストレーション、レシピのご提供-
13:30~14:00 休憩、企業展示物見学、サンプリングタイム
14:00~15:00 実践! 試合前・中・後の食事 -勝利に近づくために-
15:00~15:15 休憩
15:15~16:15 熱中症の予防 -リスクを回避する、正しい水分補給法を学ぶ-
16:15~16:30 終了式
<講師>
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<定員>
各会場100~200名程度 ※会場により異なります
<受講料>
10,000円(税込み)
<主催>
公益社団法人日本栄養士会
<後援>
公益財団法人日本体育協会
一般社団法人岩手県歯科医師会(岩手県会場)
<協賛>
味の素株式会社、エフピコインターパック株式会社、大塚製薬株式会社、株式会社湖池屋、日清オイリオグループ株式会社、日本栄養食品株式会社、日本ケロッグ合同会社、海苔で健康推進委員会、ハウスウェルネスフーズ株式会社、株式会社はくばく、マルサンアイ株式会社、PINKION JAPAN株式会社、三井製糖株式会社、株式会社むらせ、株式会社明治、株式会社ヤクルト本社、ユニフレックス マーケティング株式会社 カリフォルニア プルーン協会、株式会社夢工房(50音順)
<お申し込み先>
全会場満席につき、お申し込み受付は終了いたしました。
たくさんのお申し込みありがとうございました。
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<お問い合わせ先>
未来のトップアスリートのための体感型スポーツ栄養セミナー係
Tel 03-5425-6555
E-mail kikaku-koho@dietitian.or.jp
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