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【お知らせ】特定分野認定制度「食物アレルギー管理栄養士・栄養士」がスタート!

 現在、国民の2人に1人が何らかのアレルギー疾患に罹患しており、これらの疾患が国民生活に多大な影響を与えています。そのような中、平成27年に「アレルギー疾患対策基本法」が施行され、アレルギー疾患対策の総合的な推進が行われています。アレルギー疾患のうち食物アレルギーに関しては、管理栄養士・栄養士が携わる多くの職域や現場において、患者とその家族、関係者と関わる必要があり、適切な対応が求められています。
 そこで(公社)日本栄養士会では、安全で適切な食事や給食提供のための知識を持ち、栄養管理と専門的な食・栄養支援を通して、患者や家族のQOL向上に貢献することができる管理栄養士・栄養士の認定制度を新設しました。
 この認定制度は、「食物アレルギー栄養士(給食管理分野)」と「食物アレルギー管理栄養士」の2つの資格に区分されます。
 「食物アレルギー栄養士(給食管理分野)」は、食物アレルギー基礎研修を修了し、一定の条件を満たし、認定審査に合格した者を、また「食物アレルギー管理栄養士」は、「食物アレルギー栄養士(給食管理分野)」の資格取得者であり、さらに食物アレルギー管理栄養士認定研修を修了後、認定審査に合格した者を(公社)日本栄養士会が認定するものです。

認定の概要
食物アレルギー栄養士(給食管理分野)
<目的>
食物アレルギーの基本的知識を有し、安全で適切な食事・給食を提供できる管理栄養士・栄養士の育成
<認定要件>
① 日本栄養士会の会員であること
② 実務経験3年以上
③ 食物アレルギー基礎研修(2日間)の修了
④ 食物アレルギー栄養士(給食管理分野)認定研修(課題提出に向けた研修)(1日間)の修了
⑤ 課題レポートの提出
⑥ 筆記試験の合格・課題レポートの審査

食物アレルギー管理栄養士
<目的>
食物アレルギーに係る生活指導や地域連携が行える管理栄養士の育成
<認定要件>
① 食物アレルギー栄養士(給食管理分野)資格取得
② 食物アレルギー管理栄養士認定研修(認定試験に向けた研修)の修了
③ 課題症例、活動事例報告の審査
※2019年度からスタートする「食物アレルギー管理栄養士」認定研修を受講する場合は、2018年度食物アレルギー栄養士(給食管理分野)資格取得者が対象となります。

更新
食物アレルギー栄養士(給食管理分野)、食物アレルギー管理栄養士ともに、認定後5年ごと
<更新要件>
① 初回更新までに、公益社団法人日本栄養士会の生涯教育制度基本研修必須20単位修了
② 更新までの5年間に、研修や講習会等の受講、学会参加、学会発表等により所定の単位数の取得。詳細は今後ご案内します。
※なお、食物アレルギー管理栄養士の認定者は、食物アレルギー栄養士(給食管理分野)の更新は免除されます。

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