【募集】「在宅訪問管理栄養士」2019年度募集
2019/02/01
(公社)日本栄養士会では、現在、特定保健指導、静脈経腸栄養管理、在宅訪問栄養食事指導、スポーツ栄養の4つの特定分野において、特定分野管理栄養士を認定しています。特定分野管理栄養士は、その領域の特定分野における実践活動により優れた成果を生むことができると同時に、自ら必要とするスキルを認識し、常にその資質向上に向けた研さんを行うことができると、(公社)日本栄養士会が認めるものです。
この在宅訪問栄養食事指導の分野における「在宅訪問管理栄養士」の募集についてご案内します。
【制度について】
今後わが国では、在宅療養者や要介護者が増加し、在宅での栄養ケアサービスの需要が増大することが予測されています。しかし、そういった在宅療養者に対し、在宅訪問栄養食事指導を提供できる管理栄養士はまだまだ少ない状況にあります。そこで、在宅医療と係わる多職種と連携が取れ、かつ在宅療養者の疾患・病状・栄養状態に適した栄養食事指導(支援)ができる管理栄養士を育成することを目標に、(公社)日本栄養士会・全国在宅訪問栄養食事指導研究会(現・(一社)日本在宅栄養管理学会)認定の「在宅訪問管理栄養士」制度が2011年度にスタートしました。
「在宅訪問管理栄養士」は、「療養者が在宅での生活を安全かつ快適に継続でき、さらにQOLを向上させることができる栄養食事指導(支援)の技術を備えた管理栄養士」であることの認定です。時代の要請に応える養成制度として、これまでに約2,200名の管理栄養士がe-ラーニングを受講し、848名が認定(2018年までの総数)され、在宅での栄養ケアサービスの1つとして在宅訪問栄養食事指導を実践できる認定者が着実に増加しています。
この認定制度の特徴は、①医療・介護の幅広い知識をe-ラーニングを用いて自己学習し、②在宅での多様な事例に対応できるよう実践的な事例検討研修会を2日間行い、③実際に在宅訪問栄養食事指導を実践し、その事例を実施・実践レポートにまとめ、事例を客観的に評価できる力を身に付けられることです。特に、e-ラーニングは何度も研修会場に出向くことなく、全国どこでも同じ内容を学習時間・場所を自由に設定して、何回も繰り返し視聴できるので、受講者の時間的、経済的負担の軽減、均一な情報提供を可能としました。
【平成30年度 募集概要】
<認定対象者>
①(公社)日本栄養士会の会員であり、(一社)日本在宅栄養管理学会の正会員で"管理栄養士"であること。
②管理栄養士登録から5年以上経過し、病院・診療所・高齢者施設等において管理栄養士として従事した日数が通算で900日(週休2日と仮定して3年6カ月以上の期間が必要)以上の者。
③学習プログラムの所定の内容を全て修了し、所定の認定試験に合格後、在宅訪問栄養食事指導実施・実践症例検討報告レポート審査を受け合格した者。
<受講料>
(一社)日本在宅栄養管理学会会員:33,800円(税込)
(一社)日本在宅栄養管理学会非会員:42,800円(税込)(入会金、年度会費含む)
※ 事前学習、ファーストステップ学習、セカンドステップ学習の受講料、テキスト代2,000円を含む
<認定試験料>
10,000円(税別)
<認定料>
10,000円(税別)
<更新料>
7,000円(税別)/5年ごと
※その他、詳細は(一社)日本在宅栄養管理学会ホームページより資料請求のうえ確認ください。
<お問合せ先>
(一社)日本在宅栄養管理学会(訪栄研)事務局 担当:大塚忠義、渡辺奈生子
〒171-0031 豊島区目白2-5-24 第2平ビル 学際企画(株)内
TEL 03-3981-7281 または 050-5530-1160(IP電話)
FAX 03-3981-7284