【お知らせ】2026年度(令和8年度)栄養関連予算等に関する要望書を提出
2025/03/12
公益社団法人日本栄養士会(代表理事会長:中村丁次)は、2025年3月11日(火)に開催された自由民主党栄養士議員連盟総会において、日本栄養士連盟とともに、2026年度(令和8年度)栄養関連予算等に関する要望書を提出しました。
左から、中村丁次会長、山東昭子 参議院議員・栄養士議員連盟会長、井上幸子 日本栄養士連盟会長
管理栄養士・栄養士は、全ての人々が健康で幸福な生活を送るために、全ライフステージにおいて行政機関はもとより、医療機関や福祉施設、学校、保育所、企業など、様々な領域で栄養改善活動を展開しております。しかし、著しい社会環境の変化や人びとのニーズの多様化、複雑化を踏まえて、さらに管理栄養士・栄養士が行う栄養関連事業の充実強化を図ることが必要となっています。
人生100年時代を迎える中で、誰もが長く元気に活躍できる社会の実現を目指して、様々な領域の栄養・食生活に関する課題を解決していくことは益々重要であることから、そのための各種制度等の見直し、栄養政策のへの十分な予算確保等、次の重点要望事項を要望しました。
■重点要望事項
1 管理栄養士・栄養士の更なる活躍に向けた卒後研修の推進(栄養士法の改正)
2 「誰一人取り残さない持続可能な社会の実現」に向けた栄養政策の充実強化
(1)日本の栄養政策の国際発信・国際貢献を含め、栄養政策の更なる充実に向け、司令塔となる栄養指導室の組織強化(栄養指導室の省令室化)
(2)産学官等が連携した健康的で持続可能な食環境づくりへの継続的かつ十分
な予算措置
3 「日本標準職業分類表(総務省)」に「管理栄養士」職種の追加
4 管理栄養士・栄養士養成課程における教育内容の見直し(栄養士法施行規則の改正)を行うための検討会(厚生労働省)の設置
5 こども・若者への栄養政策の充実強化
6 栄養教諭に期待される役割(職責)を遂行するための配置促進
7 令和8年の診療報酬の改定への支援
■2026年度(令和8年度)栄養関連予算等に関する要望書を見る
■2026年度(令和8年度)栄養関連予算等に関する要望説明資料を見る