【JDA-DAT】全国初!離島に災害栄養支援チーム発足 in 奄美大島
2021/03/29
奄美大島は、鹿児島市から南へおよそ380kmに位置し、全国の離島の中でも沖縄本島、佐渡島に次ぎ3番目に大きな島です。(人口61,256人:H27年国勢調査)
台風による災害を多く経験する奄美大島ですが、東北大震災と同年(2011年)10月に起こった奄美豪雨災害では、記録的な集中豪雨が発生し河川の氾濫や土砂災害のため、道路交通網のみならず情報通信網が同時多発的に途絶する等これまでに経験したことのない大災害となりました。
この奄美豪雨災害によって、奄美市では2 名の尊い生命が犠牲となった他、約800 棟近い住家被害、農林水産業や商工・観光業の被害,ライフラインや公共施設の被害等,大きな爪痕を残しています。
第3期生12名 奄美にJDA-DAT鹿児島チーム誕生!
豪雨災害から10年経った今、鹿児島県栄養士会としてこの地に、多職種の協力を得て災害栄養支援チーム(JDA-DAT )を養成することができました。養成研修を通じて、住民だけでなく災害対応従事者の苦悩に寄り添うことの大切さや、平時に災害時の備えを行う大切さを再確認しました。
(公社)鹿児島県栄養士会災害支援チーム(JDA-DAT)スタッフ養成研修(第3期)2020年度カリキュラムはこちら
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