【厚生労働省】4月1日から、入院時の食事代増額
2016/03/29
ニュースのポイント
- 厚生労働省発!
- 入院時の1食あたりの患者負担額がアップ !
- 調理費相当額も患者負担に!
平成28(2016)年4月1日(金)から、入院時の食事代の患者負担額が増額される。健康保険法などの規定によるもので、これまでの食材費相当額に加えて、調理費相当額を患者が負担することになった。平成28(2016)年3月31日までは260円だった入院時の1食あたりの患者負担額は、平成28(2016)年4月1日より360円に、平成30年4月1日より460円に段階的に引き上げられる。住民税の非課税世帯や、指定難病および小児慢性特定疾病の患者は現行の210円のまま、さらに所得が一定基準に満たない場合は現行の100円に据え置かれ、引き上げは行われない(該当する場合は加入している医療保険の保険者が発行する減額認定証を被保険者証などとともに、医療機関の窓口に提出する必要がある)。
日本栄養士会では、食事代の自己負担について、平成25(2013)年10月に意見書を提出、今後もこの経過に対して注目していくこととしている。