【消費者庁】啓発資料「健康と環境に配慮した適量のすすめ」を公開
2018/09/20
ニュースのポイント
- 日本における食品ロスの量は年間600万トン超、大量の食料が廃棄されている
- 栄養成分表示やBMIを目安に肥満とやせを防ぐこと、もったいないを意識して食品ロスを減らす実践ポイントが紹介
- 注意すべき食品安全上のポイントについても紹介
消費者庁では、健康づくりの観点から、さらには食料資源の有効活用や環境負荷の軽減から、適量を考え、食品の選択・消費の際のヒントになる啓発資料「健康と環境に配慮した適量のすすめ」を平成30(2018)年8月に作成し、消費者庁のホームページ上で掲載している。
肥満ややせ・低栄養が栄養課題となっている現代。健康長寿社会の実現に向けては適正体重の維持が大切であり、適量を選び、食べることで肥満とやせを防ぐことができる。
一方、日本では食料を海外からの輸入に大きく依存している。しかし、日本における食品ロスの量は年間600万トンを超え、大量の食料は食べられないまま廃棄されているというのが現状である。適量を選び、食べきることで食品ロスを減らすことができる。
啓発資料「健康と環境に配慮した適量のすすめ」は、下記の消費者庁ホームページより見ることができるほか、同庁では食品ロスについての啓発資料「今日から実践!食品ロス軽減」(基礎編・応用編)も作成しており、同庁ホームページ内、出版・パンフレットコーナーにて公開している。合わせて参考にされたい。