【厚生労働省】8年ぶりに、「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」が改訂
2019/04/26
ニュースのポイント
- ガイドライン全体を「基本編」と「実践編」の二部構成に再編
- 食物アレルギーや食育に関する記載が充実
- 保育所の組織的対応と関係機関との連携の記載が充実
2011年に策定された「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」が、保育所保育指針の改定や関係法令等の制定がなされるとともに、アレルギー疾患対策に関する最新の知見が得られたことを背景に、より実用的に改訂されました。
基本編では、①保育所におけるアレルギー対応の基本、②アレルギー疾患対策の実施体制、③食物アレルギーへの対応の3部構成になっており、「食物アレルギーへの対応」では、保育所における食事提供の原則、誤食の防止が記載されています。実践編は、子どもを中心に据えた、医師と保護者、保健所のコミュニケーションツールとなっているほか、疾患ごとの「特徴」「原因」「症状」「治療」について、保育所対応を行うにあたって必要な情報が記載されています。
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