【厚生労働省】糖尿病性腎症重症化予防プログラムが改定、3つのポイントをチェック
2019/04/26
ニュースのポイント
- 重症化予防に取り組む際の留意点を具体化
- 庁内連携体制の整備、二次医療圏等レベルでの連携体制づくり
- 事業評価・改善の視点を強化
2016 年4月に策定されたこのプログラムは、糖尿病性腎症重症化予防の横展開を目指すとともに取り組みの質を確保することを目的に、対象者の抽出、関係者との連携や評価など、PDCA サイクルに沿って事業を進める基本的事項がまとめられたものです。2019年4月25日に、関係者の連携や取り組みの内容等実施上の課題に対応したうえで、市町村等の実践事例を踏まえて改定が行われました。
人工透析新規導入患者の約4割は糖尿病性腎症の方といわれていわれるなか、厚生労働省では、保険者における糖尿病性腎症重症化予防の取り組みを充実させることを通じて、被保険者の健康の保持・増進を図り、医療費の適正化につなげていく一環としています。