【内閣府】「骨太方針2020」において「栄養の取組の推進」が言及される
2020/07/29
ニュースのポイント
- 2020年7月17日、「経済財政運営と改革の基本方針2020~危機の克服、そして新しい未来へ~」(骨太方針2020)が閣議決定された
- 本方針ではコロナ禍における経済財政状況をまとめた上で、その危機をどのように乗り越え、「新たな日常」を実現するかについて示されている
- 医療・介護分野におけるデータ利活用等の推進において「科学的介護・栄養の取組を一層推進する」ことが示された
2020年7月17日(金)に「経済財政運営と改革の基本方針2020~危機の克服、そして新しい未来へ~」(骨太方針2020)が経済財政諮問会議での答申を経て、閣議決定された。この方針では、新型コロナウイルス感染症が拡大する中での経済財政状況をまとめた上で、この危機をどのように乗り越え、『新たな日常』を実現するかについて示されている。
具体的には「『新たな日常』の実現」として、デジタル化への集中投資・実装とその環境整備や、地方創生、「人」・イノベーションへの投資の強化等が語られており、医療分野においてはオンライン化の推進と『新たな日常』に向けた社会保障の構築が掲げられている。
そのなかで「『新たな日常』に対応した医療提供体制の構築等」内の、【医療・介護分野におけるデータ利活用等の推進】において、「科学的介護・栄養の取組を一層推進する」と示された。コロナ禍における新たな医療体制の構築について、栄養分野への期待の高さが感じられる方針となっている。