【農林水産省】「和食文化継承リーダー」人材育成研修の受講者を募集中
2021/07/02
ニュースのポイント
- 2021年度は、東北、関東、中部、東海、近畿、中国四国、九州ブロックを対象に受講者を募集
- 幼稚園・保育所・小学校で働く管理栄養士・栄養士、教諭らが主な対象
- 受講期間は、2021年7月1日(木)から2022年2月18日(金)まで
農林水産省では、子どもたちや子育て世代に対して、和食文化を伝える中核的な人材を各都道府県に育成することを目的に、2019年から3年かけて「和食文化継承人材育成研修」を実施している。
今年度2021年度は最終年として、下記7ブロック29県を対象にブロック毎に実施する。
東北ブロック 青森県・秋田県・岩手県・福島県
関東ブロック 神奈川県・群馬県・埼玉県・栃木県・千葉県
中部ブロック 富山県・福井県・長野県・山梨県・静岡県
東海ブロック 岐阜県・三重県
近畿ブロック 滋賀県・兵庫県・奈良県・和歌山県
中国四国ブロック 岡山県・愛媛県・香川県・鳥取県・山口県
九州ブロック 熊本県・佐賀県・長崎県・宮崎県
研修は3ステップ。基礎研修〔全12回のオンデマンド講座(動画、約10分)を受講後、理解度チェックテストを受ける〕、実践研修(ご自身の職場のある地域開催日にグループワーク研修を受講する)、実地研修(研修内容を踏まえて、ご自身の職場等にて実践を行い、その内容をレポート提出)を経て、認定証が発行される。
対象者は、幼稚園・保育所等の教諭・保育士・栄養士や小学校の教諭・栄養教諭・学校栄養職員、地域で子供たちへの和食文化継承活動を行っている人など とされており、対象人数は各回20名程度。
基礎研修のオンデマンド講座は以下のとおり。
第1回 開催目的
第2回 和食とは何か・和食文化
第3回 和食の4つの特徴における事例と詳細・歴史など①
第4回 和食の4つの特徴における事例と詳細・歴史など②
第5回 和食の4つの特徴における事例と詳細・歴史など③
第6回 和食の4つの特徴における事例と詳細・歴史など④
第7回 和食文化とライフステージ
第8回 各地域の郷土料理について
第9回 食事様式の変遷
第10回 これからの和食
第11回 子どもの和食文化の形成を支える
第12回 和食文化を育む手法