【厚生労働省】「健康増進普及月間」と「食生活改善普及運動月間」の実施について
2021/08/25
ニュースのポイント
- 毎年9月は「健康増進普及月間」と「食生活改善普及運動月間」
- 健康増進普及月間の今年度の統一標語は「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ ~健康寿命の延伸~」
- 食生活改善普及運動月間の今年度基本テーマは「食事をおいしく、バランスよく」
厚生労働省では、毎年9月を「健康増進普及月間」および「食生活改善普及運動月間」と定めている。
健康増進普及月間は、生活習慣病の特性や運動・食事・禁煙等個人の生活習慣改善の重要性について国民一人ひとりの理解を深め、さらにその健康づくりの実践を促進するために、食生活改善普及運動月間と連動して実施されている。今年度の統一標語は昨年に引き続き「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ ~健康寿命の延伸~」である。
食生活改善普及運動は、健康日本21(第二次)において栄養・食生活の目標に定められている項目に焦点を当て、改善に取り組むことを目的としている。特に、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事が1日2回以上の日がほぼ毎日の者の割合の増加、野菜摂取量の増加、食塩摂取量の減少については、目標達成に向けてより取り組みを強化していく必要があるとされている。
また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により食生活が大きく変わり、感染拡大前と比べて不健康な食生活になったと感じている者は野菜の摂取量や果物、肉類、魚類および牛乳、乳製品の摂取量が減ったとの報告もある。
これらの報告を踏まえ、スマート・ライフ・プロジェクトのスローガンである「健康寿命をのばそう!」のもと、「食事をおいしく、バランスよく」を基本テーマとして、「毎日プラス1皿の野菜」、「おいしく減塩1日マイナス2g」および「毎日のくらしにwithミルク」を目標に取り組みを行うこととされている。
取り組み実施機関は、厚生労働省、食生活改善普及運動の趣旨に賛同する都道府県、市町村、特別区、関係団体等とされており、それぞれの地域の特性を勘案の上、
国民の健康増進および食生活改善においては、管理栄養士・栄養士の活躍が期待されているところである。感染対策等に留意しつつ、各種取り組みを企画・参加されたい。
■健康増進普及月間について詳しく見る(厚生労働省)
■食生活改善普及運動について詳しく見る(厚生労働省)
■スマート・ライフ・プロジェクトについて詳しく見る(厚生労働省)