【厚生労働省】「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」の取扱いについて通知
2021/10/07
ニュースのポイント
- 厚生労働省は、「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」の取扱いについてを通知
- この通知は、公表された「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」について、その目的、性格を十分に理解し、積極的に活用を促すためのもの
- 留意点は、成分表2020年版の活用、栄養指導等の2つ
厚生労働省より、2021年8月4日(水)、「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」の取扱いについて通知がされている。
この通知は、5年ぶりに全面改訂が行われ、公表された「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」(以下「成分表2020年版」)について、その目的、性格を十分に理解し、積極的に活用を促すためのもの。下記2つの留意点を踏まえ、効果的に活用いただきたい。
1.成分表2020年版の活用にあたっての基本的留意点
2.栄養指導等における留意点
成分表2020年版の活用にあたっての留意点は、下記4項目。
(1)炭水化物が細分化され、エネルギーの算出方法が変更された結果、従来の方法で算出したエネルギーとの比較ができなくなること
(2)「調理済み流通食品」の食品群が設定され、既収載食品の成分値が改訂されていること
(3)収載されている成分値は、"年間を通じて普通に摂取する場合の全国的な代表値"であり、品種、成育(生育)環境、加工、調理方法等により幅や差異が生じること
(4)日本食品標準成分表2020年版(八訂)アミノ酸成分表編、同脂肪酸成分表編及び同炭水化物成分表編を利用目的に応じて活用すること
栄養指導等においては、「緑黄色野菜」の考え方を示し、別表「緑黄色野菜」が添付されている。
詳細は、下記リンクよりご確認を。
■「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」の取扱いについての通知を見る(厚生労働省)
■「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」を見る(文部科学省)
■「日本食品標準成分表」に関するQ&Aを見る(文部科学省)