【農林水産省】「食生活・ライフスタイル調査~令和3年度~」の結果公表
2022/03/24
ニュースのポイント
- 農林水産省が、「食生活・ライフスタイル調査~令和3年度~」の結果を公表
- 定量調査の結果、食に関して重視していることは、「できるだけ日本産の商品であること」と回答した割合が最も高い
- 写真調査の結果、主食の割合は、「米食」41%、「パン食」19%、「麺類」14%
農林水産省では、2022年3月10日(木)、「食生活・ライフスタイル調査~令和3年度~」の結果を公表した。
2021年度より、食と環境を支える農業・農村への国民の理解を醸成するため、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を展開しているが、この運動の一環として、消費者の日常の消費行動や、食や農に対する意識、普段の食事の実態等を把握することを目的として調査を実施したもの。
調査手法は下記の2つで実施した。
1)定量調査:全国の4,000名を対象
消費者がどのように情報を入手し、どのような意識で食品等を購入しているか、また、食や農に対してどのような意識を持っているか等を調査
2)写真調査:全国の30名を対象
1週間の食事の写真を撮影し、食事時間やメニュー、食料自給率の予測値等について回答する調査
定量調査の結果は、食に関して重視していることは、「できるだけ日本産の商品であること」回答した割合が最も高く、「同じような商品であれば出来るだけ価格が安いこと」と回答した割合が次に高かった。
現在の日本の農業の課題としては、食品ロスの削減、農業従事者の減少・高齢化、食料自給率の低下についての認知度が高い結果となった。
一方、写真調査の結果は、対象者の食料自給率(カロリーベース)の7日間の平均値は40%で、2020年度のカロリーベース食料自給率37%の数値を若干上回る結果となった。また、主食の割合は、「米食」41%、「パン食」19%、「麺類」14%という結果になった。
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