【日本褥瘡学会】「褥瘡予防・管理ガイドライン」が7年ぶりの改定
2022/05/26
ニュースのポイント
- 日本褥瘡学会が「褥瘡予防・管理ガイドライン第5版」を発表
- 7年ぶりの改訂でエビデンスに基づいた褥瘡ケアを行う際の基本を網羅
- 栄養については「褥瘡の治療に高エネルギー・高蛋白質の栄養補給を提案する」と記載
一般社団法人日本褥瘡学会が「褥瘡予防・管理ガイドライン第5版」を発表した。2015年に発表された「褥瘡予防・管理ガイドライン第4版」から7年ぶりの改訂。
改訂にあたっては、多職種が協働でエビデンス収集等を行ったことで、実際の臨床でエビデンスに基づいた褥瘡ケアを行う際の基本を網羅した内容となっている。また今回、新たに14のCQ(クリニカルクエスチョン)が設けられ、栄養についてはCQ8で「褥瘡の治療に高エネルギー・高蛋白質の栄養補給を提案する」と記載されている。
褥瘡リスクのある対象者への関わりにおいて、エビデンスから理解し、ガイドラインを活用することが求められている。