【厚生労働省】11月は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の対策強化月間
2022/10/26
ニュースのポイント
- 11月は「乳幼児突然死症候群」の対策強化月間
- 乳幼児突然死症候群は、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る、原因の分からない病気
- SIDS の発症リスクを低くする3つのポイントについて、全国的な啓発活動を実施
乳幼児突然死症候群(SIDS)は12月以降の冬期に発症しやすい傾向があることから、厚生労働省は、毎年11月をSIDSの対策強化月間と定め、SIDSに対する社会的関心を喚起するため、発症率を低くするポイントなどの重点的な普及啓発活動を実施している。
主な取り組みとして、SIDS の発症リスクを低くするための3つのポイントについて、ポスターやリーフレットの活用による全国的な啓発活動を実施する。
<SIDSとは>
・SIDSは、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る、原因の分からない病気で、 窒息などの事故とは異なる
・2021年には81名の乳幼児がSIDSで亡くなっており、乳児期の死亡原因としては第3位となっている
<SIDSの発症リスクを低くするための3つのポイント>
・1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせる
・できるだけ母乳で育てる
・保護者等はたばこをやめる
詳細は、「乳幼児突然死症候群」の対策強化月間に関する報道や、乳幼児突然死症候群診断ガイドラインよりご確認されたい。
■「乳幼児突然死症候群」の対策強化月間について見る(厚生労働省)
■乳幼児突然死症候群(SIDS)診断ガイドライン(第2版)を見る(厚生労働省)
■令和4年度SIDS対策強化月間実施要綱を見る