【文部科学省】日本食品標準成分表(八訂)増補2023年を公表
2023/05/01
ニュースのポイント
- 成分表2020年版(八訂)を更新・追記した食品成分表として増補2023を公表
- 新規食品60食品を含め107食品を追加・更新
- 更新点は新たな食品および調理形態の追加、生産・流通実態に合わせた食品の再分析・細分化
文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会は、2023年4月28日(金)に日本食品標準成分表2020年版(八訂)のデータの一部を更新・追記。「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」として公表を行った。
日本食品標準成分表については2020年に日本食品標準成分表2020年版(八訂)を公表。利用者の利便を図るため、公表後の食品成分の検討結果(107食品うち新規60食品)について、食品成分の追加・更新が行われた。この追加により、食品成分表全体として2,538食品が掲載となった。
【データ更新のポイント】
(1)新たな食品の追加
バンズ、絹厚揚げ、アイスプラント、堀川ごぼう、万願寺とうがらし、島にんじん、九条ねぎ、めねぎ、赤すぐり、にしまあじ開き干し(生、焼き)、アルゼンチンあかえび(生、ゆで、焼き)、ジョウルミート(生、焼き)、ランチョンミート、うぐいすあん、スィートチョコレート、缶コーヒー、お好み焼き、かきフライ、とりから揚げ、春巻き 等
(2)新たな調理形態の追加
あずき(つぶし生あん)、だいずもやし(油いため)、りょくとうもやし(油いため)、乾燥わかめ(水煮)、くろまぐろ 脂身(水煮、蒸し、電子レンジ調理、焼き、ソテー、天ぷら)、まだこ(蒸し、油いため、素揚げ)、ばらベーコン(ゆで、焼き、油いため) 等
(3)生産・流通実態に合わせ再分析・細分化した食品
コッペパン、水稲全かゆレトルト(玄米、精白米)、日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、キャベツカット(次亜塩素酸洗浄)、にんじんカット(次亜塩素酸洗浄)、シャインマスカット、マッシュルームブラウン種、あまのり、えごのり、くろまぐろ(養殖(畜養))、ほんしゅうじか、番茶(茶葉)、ほうじ茶(茶葉) 等
本情報はウェブサイトのみの公表となっている。詳細は以下のリンクより確認されたい。