【こども家庭庁】医療機関退院後の低出生体重児の身体発育曲線と活用の手引きを公表
2023/05/30
ニュースのポイント
- 医療機関退院後の低出生体重児の身体発育曲線(2022年)が作成された
- 保健医療専門職向けの活用の手引きもあわせて公開
- 低出生体重児の発育の見通しを立てる上での参考や保健指導や異常の早期発見に資することが期待される
こども家庭庁では、厚生労働科学研究補助金成育疾患克服等次世代育成基盤研究「低出生体重児の成長・発達評価手法の確立のための研究」において「医療機関退院後の低出生体重児の身体発育曲線(2022年)」および、その活用のための「保健医療専門職向けの利用の手引き」を作成し、2023年5月25日(木)に「健やか親子21 妊娠・出産・子育て期の健康に関する情報サイト」に掲載した。
本身体発育曲線は、低出生体重児の発育の現状値に関する目安を示すものであり、低出生体重児の発育の見通しを立てる上で参考になるほか、保健指導や異常の早期発見に資することが期待される。手引きでは、医療機関退院後の低出生体重児の身体発育曲線 (2022年)作成の背景や解説、利用と評価について、また留意点や保護者への支援と配慮等がまとめられている。母子保健に関わる管理栄養士・栄養士には、ぜひ参照の上、活用いただきたい。
なお、低身長の診断や、やせ・肥満の評価に当たっては、診断基準等に従い、一般的な乳幼児身体発育曲線を用いて行う必要があり、本身体発育曲線は活用することができない。
詳細は以下のリンクより確認されたい。