【厚生労働省】パブリック・コメント募集「健康食品・無承認無許可医薬品健康被害防止対応要領を改正する件(案)」について
2023/12/25
ニュースのポイント
- 厚生労働省は「健康食品・無承認無許可医薬品健康被害防止対応要領を改正する件(案)」を作成
- 概要は、対象食品の範囲を、指定成分等含有食品と生鮮食品を除くいわゆる 「健康食品」と明確化したこと等
- 改正案に対し意見を募集。募集期間は2024年1月21日(日)まで
厚生労働省では、「健康食品・無承認無許可医薬品健康被害防止対応要領を改正する件(案)」に対し、意見を募集している。
いわゆる「健康食品」による健康被害発生の未然・拡大防止を目的として、2002(平成14)年10月に定めた「健康食品・無承認無許可医薬品健康被害防止対応要領」(以下、「14年通知」)に基づき、住民等から保健所に対し、健康食品等が原因と疑われる健康被害の届け出があった場合には、都道府県等を通じて厚生労働省に報告されることとなっている。その後、平成30年の食品衛生法改正により、食品衛生上の危害の発生を防止する見地から厚生労働省が指定した、特別の注意を必要とする成分等を含む食品(以下「指定成分等含有食品」)との関連が疑われる健康被害情報の収集制度が創設され、2020年6月に施行された。
指定成分等含有食品の制度導入をふまえ、また、都道府県等から厚生労働省への報告を促進するため、「14年通知」の改正について、自治体、業界団体等より幅広く意見を伺い、薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会新開発食品調査部会等で検討を行ってきたが、そうした一連の議論に基づき、「健康食品・無承認無許可医薬品健康被害防止対応要領を改正する件(案)」がまとめられた。
改正案においては、対象食品の範囲を、指定成分等含有食品と生鮮食品を除くいわゆる 「健康食品」と明確化し記載したこと等、盛り込まれている。
意見の提出方法はWebの意見提出フォーム、電子メール、郵送とし、意見募集期間は、2024年1月21日(日)(必着)。詳細および意見の提出方法については、下記をご参照されたい。
■「健康食品・無承認無許可医薬品健康被害防止対応要領を改正する件(案)」に関する御意見の募集について見る(e-Govパブリック・コメント)