【厚生労働省】(11月25日更新)糖尿病性腎症重症化予防プログラム改定について
2024/11/25
ニュースのポイント
- 「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」(2016年4月)が改定された
- 対象者の年齢層を考慮した取組、対象者の抽出基準と対象者の状態に応じた介入方法例及び評価指標例等の整理がなされた
- 改定に伴い「糖尿病性腎症重症化予防事業 実施の手引き」も見直しがされた
(2024年11月25日更新)
2024年11月19日に「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」、「糖尿病性腎症重症化予防 事業実施の手引き」の一部訂正が行われています。訂正箇所は、正誤表を確認ください。なお、日本栄養士会雑誌第67巻第12号(2024年12月1日発行)P.6においては、改定前のプログラムが掲載されています。
(2024年3月29日掲載)
わが国では糖尿病患者数の増加が課題となっている。国では「健康日本21(第3次)」において、糖尿病性腎症による年間新規透析導入患者数の減少等を数値目標として掲げ、さまざまな取組を進めています。また、行政と医療関係者が連携体制を構築し、糖尿病性腎症重症化予防の取組を全国に横展開するため、2016年3月に日本医師会、日本糖尿病対策推進会議及び厚生労働省において、糖尿病性腎症重症化予防に係る連携協定を締結するとともに、「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」(2016年4月)を策定し、取組を推進している。
糖尿病性腎症重症化予防に取り組む自治体は増加しているが、更なる取組の拡大を図ると同時に取組内容を充実させるため、今般、「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」を改定し、対象者の年齢層を考慮した取組、対象者の抽出基準と対象者の状態に応じた介入方法例及び評価指標例等の整理がなされた。また、プログラム改定を受け「糖尿病性腎症重症化予防事業 実施の手引き(令和6年度版)」も見直しがされた。
糖尿病性腎症の重症化予防について、更に質の高い取組を全国に横展開していくためには、行政と医療関係者とが協力・連携体制を構築していくことが重要である。以下のURLより、詳細を確認のうえ、糖尿病性腎症の重症化予防に取り組まれたい。
■糖尿病性腎症重症化予防プログラムの改定についてを見る(厚生労働省)
■「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」の正誤表を見る(厚生労働省)
■「糖尿病性腎症重症化予防事業 実施の手引き」を見る(厚生労働省)
■「糖尿病性腎症重症化予防 事業実施の手引き」正誤表を見る(厚生労働省)