【農林水産省】「令和5年度食料・農業・農村白書」を公表
2024/06/05
ニュースのポイント
- 「令和5年度食料・農業・農村白書」が閣議決定された
- 特集は「食料・農業・農村基本法の検証・見直し」
- 令和6年度 ⾷料・農業・農村施策もまとめられている
2024年5月31日(金)、「令和5年度食料・農業・農村白書」が閣議決定された。⾷料・農業・農村⽩書は、⾷料・農業・農村基本法に基づき、政府が毎年、国会に報告しているものである。
今回の白書では、農政の憲法とも言われる食料・農業・農村基本法の制定から四半世紀が経過する中で検証が行われたことを踏まえ、「食料・農業・農村基本法の検証・見直し」を特集のテーマとしている。また、トピックスでは2023年度における特徴的な動きとして、『⾷料安全保障の強化に向け、構造転換対策や地域計画の策定を推進』、『「物流の2024年問題」への対応を推進』、『農業分野におけるカーボン・クレジットの取組拡⼤を推進』、『令和6年能登半島地震への対応を推進』等の7テーマが取り上げられた。以降、第1章『⾷料安全保障の確保』、第2章『環境と調和のとれた⾷料システムの確⽴』、第2章『農業の持続的な発展』、第3章『農村の振興』、第4章『災害からの復旧・復興や防災・減災、国⼟強 靱きょうじん化等』がまとめられている。
また、本白書では令和6年度予算等を基に施策の概要を整理された令和6年度 ⾷料・農業・農村施策も掲載されている。詳細については農林水産省ホームページより確認されたい。