【農林水産省】食料・農業・農村基本法の改正法が成立
2024/06/17
ニュースのポイント
- 2024年6月5日に「食料・農業・農村基本法」の改正法が公布・施行
- 世界及び我が国の食料をめぐる情勢が大きく変化していることを受け改正
- 国民の皆様へのメッセージとして、農林水産大臣から大臣談話を公表
2024年6月5日(水)に「食料・農業・農村基本法」の改正法が公布・施行された。
同法は、農政の基本理念や政策の方向性を示すものであり、(1)食料の安定供給の確保、(2)農業の有する多面的機能の発揮、(3)農業の持続的な発展、(4)その基盤としての農村の振興、を理念として掲げ、もって国民生活の安定向上及び国民経済の健全な発展を図ることを目的としている。1999年の制定から25年を経ての改正となり、「食料安全保障の抜本的な強化」、「環境と調和のとれた産業への転換」、「人口減少下における生産水準の維持・発展と地域コミュニティの維持」の観点から改正を行ったもの。
食料・農業・農村基本法改正の概要は下記の通り。
・食料安全保障の確保
・環境と調和のとれた食糧システムの確立
・農業の持続的な発展
・農村の振興
食料・農業・農村基本法改正法の成立に当たり、農林水産大臣から国民の皆様へのメッセージとして大臣談話が公表されている。
また、食料・農業・農村基本法改正法および関連3法(食料供給困難事態対策法、農振法等改正法、スマート農業技術活用促進法)について、7月10日(水)から、農林水産省と全国11ブロックで説明会が開催される。
詳細は、下記リンクをご参照されたい。
■基本政策(食料・農業・農村基本法)を見る(農林水産省)
■食料・農業・農村政策審議会 基本法検証部会資料等を見る(農林水産省)
■食料・農業・農村基本法改正法等に関する地方説明会の開催及び参加者の募集について(農林水産省)