【農林水産省】「食生活・ライフスタイル調査~令和5年度~」を公表
2024/07/03
ニュースのポイント
- 「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」の一環として実施する「食生活・ライフスタイル調査~令和5年度~」結果を公表
- 消費者の日常の消費行動や、食や農に対する意識、普段の食事の実態等の把握がされた
- はじめて実施されたZ世代への写真調査では「米食」が33%、「麺類」が14%、「パン食」が11%、「食事なし」が31%
農林水産省では、食と農のつながりの深化に着目した国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を展開。本運動の一環として、消費者の日常の消費行動や、食や農に対する意識、普段の食事の実態等を把握するため、「食生活・ライフスタイル調査~令和5年度~」を実施し、2024年6月28日(金)に結果を公表した。結果の概要は以下の通り。詳細は農林水産省ホームページを確認されたい。
<調査結果(概要)>
■定量調査
・食に関して重視していることについて「同じような商品であれば出来るだけ価格が安いこと」、次に「できるだけ日本産の商品であること」と回答した割合が高い。
・現在の日本の農業の課題は、「食品ロスの削減」、「食料自給率の低下」、「農業従事者の減少・高齢化」についての認知度が高い。
■写真調査
・写真調査(全体)
対象者の7日間の食事における食料自給率(カロリーベース)の平均値は、夏と冬の調査ともに40%と、令和4年度調査の食料自給率(カロリーベース)の平均値37.5%をやや上回っている。また、3食における主食の割合については、夏・冬ともに「米食」が4割超(夏:46%、冬:42%)で1位、「パン食」(夏:16%、冬:15%)が2位、次いで「麺類」(夏:13%、冬:13%)という結果となった。
・写真調査(Z世代)
令和5年度に初めて実施したZ世代への写真調査では、対象者の4日間の食事における食料自給率(カロリーベース)の平均値は、37%となった。また、3食における主食の割合については、「米食」が33%で1位、「麺類」が14%で2位、次いで「パン食」が11%、「食事なし」が31%という結果となった。