【厚生労働省】東京栄養サミット2021を踏まえた日本の栄養改善の取組の進捗に関する年次報告を公表
2025/05/23
ニュースのポイント
- 「誰一人取り残さない日本の栄養政策」の進捗や成果に関する年次報告を公表
- 2025年度は、旗振り役となる組織の管理者との緊密な連携による体系的かつ効果的な取組の進捗や成果を紹介
- ホームページでは、報告書のほか、スライド、動画閲覧が可能
日本政府は、東京栄養サミット2021の成果文書「東京栄養宣言(グローバルな成長のための栄養に関する東京コンパクト)」において、日本政府コミットメント(誓約)として、『誰一人取り残さない日本の栄養政策』の更なる展開と、その進捗や成果について、2023年度から毎年発信していくことを示している。
厚生労働省では東京栄養サミット2021のコミットメントを踏まえた「誰一人取り残さない日本の栄養政策」の進捗や成果に関する年次報告『誰一人取り残さない日本の栄養政策~持続可能な社会の実現のために~ 2025年 旗振り役となる組織の管理者との緊密な連携による体系的かつ効果的な取組』をとりまとめ、報告書およびスライド、動画の公開を行った。
現場の栄養専門職と組織のトップや幹部層が緊密に連携して、体系的かつ効果的な栄養改善の取組を進めている事例として4つの取組事例(行政、医療・介護 各2つ)が紹介されている。いずれも取組の内容、連携、成果がまとめられており、今後の栄養政策の参考になるものである。
ぜひ、これまでの報告書や資料、動画も参考に、新たな栄養政策に取り組んでいただきたい。
また、公益社団法人日本栄養士会においても、世界の栄養不良の撲滅に向け、「東京栄養サミット2021」に掲げたコミットメントの推進に取り組んでいる。本会の活動については、特設サイト等で随時発信しているので合わせて確認されたい。
■東京栄養サミット2021を踏まえた日本の栄養改善の取組の進捗に関する年次報告について詳しく見る(厚生労働省)
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