令和6年能登半島地震での栄養・食支援活動報告
2024/02/16
公益社団法人日本栄養士会では、令和6年能登半島地震の発生を受けて、2024年1月2日(土)に当会先遣隊を現地に派遣。同2日(火)20:30に日本栄養士会災害対策本部を東京港区の事務局に設置し、石川県栄養士会とともに支援活動を開始しました。これまでの主な動きと現在の状況についてご報告します。
<これまでの主な動き>
・特殊栄養食品ステーションの設置および災害支援医療緊急車両「JDA-DAT号」による要配慮者向け食品の物資搬送
・避難所巡回等の実施(1月下旬~)
・1.5次避難所(いしかわ総合スポーツセンター)での栄養アセスメントと食事提供
・行政等の関係組織や企業との連携した支援体制の構築
災害支援車両「JDA-DAT号」による物資支援の様子
1.5次避難所に開設した栄養相談コーナー
現在は主に、珠洲市、能登町、輪島市、穴水町等の避難所を巡回しての栄養アセスメントと必要な物資等の配布を行っています。また、金沢市の1.5次避難所(いしかわ総合スポーツセンター)における要配慮者対応について現在も継続して実施しています。
避難生活の長期化に伴い、住民の栄養と食生活にも課題が出ています。適切な栄養管理を図る体制の整備が急務であり、当会では被災地への継続的な栄養・食支援活動を進めてまいります。
【お問い合わせ先】
公益社団法人 日本栄養士会 JDA-DAT
〒105-0004 東京都港区新橋5-13-5 新橋MCVビル6階
Tel 03-5425-6555(代表)
Fax 03-5425-6554
e-mail:jdadat@dietitian.or.jp
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