【水産庁】毎月3日~7日を「さかなの日」と制定
2022/11/25
ニュースのポイント
- 水産庁制定「さかなの日」が始まる。水産物の消費拡大で向けて官民協働で推進
- コンセプトは「さかな×サステナ」日々の消費によって、おいしい魚を次世代へ
- 日本栄養士会でも本取組に賛同。人気の給食レシピ紹介など指導媒体をまとめた
わが国の水産物の消費量が長期的に減少している中、水産物の消費拡大に向けた取り組みを官民協働で推進するため、水産庁は、「さかな×サステナ」をコンセプトに、毎月3日から7日を『さかなの日』と制定。特に11月3日から7日を賛同メンバーにより水産物の消費拡大に向けた活動の強化週間(いいさかなの日)と位置付けた。立ち上げ時においては、628の企業・団体等が賛同団体として参画している。
水産資源は元来持続可能な資源であり、また、日本では適切に水産資源を管理。養殖業においても天然資源に負担をかけない持続可能な養殖生産を推進している。水産庁では、魚を選択し、食べることはSDGsの「持続可能な生産消費形態を確保する」(目標12)につながる持続可能な消費行動であるとし、『さかなの日』をきっかけに、「さかなを食べること」=SDGs達成に向けた消費行動であることについて知っていただき、魚を食べることによって、おいしい魚を未来につないでいきたいとしている。
■水産庁『さかなの日』ホームページを見る
■水産庁『さかなの日』なぜ魚食はサステナなの?を見る
日本栄養士会では、2022年の「栄養の日・栄養週間」において『栄養と環境』をテーマに掲げ、「自分のために、地球のために サステナブルに食べよう!」をコミュニケーションワードとした活動を推進してきたことから、本活動に賛同し、2022年11月27日(日)に日比谷公園で開催されたキックオフイベントにおいて、子ども向け食育授業および指導媒体開発などの取り組みを実施した。
■指導媒体「魚の栄養、知って、食べて、元気!」を見る(会員限定)
作ってみよう!給食で人気の魚レシピ
日本栄養士会の学校健康教育会員より提供された人気の給食レシピを、家庭向けレシピにしてご紹介します。
ツナとひじきのソテー
<材料(4人分)>
・ツナフレーク(油漬け) 50g
・にんじん 45g(中1/4本)
・小松菜 45g(1/4束)
・乾燥ひじき 12g
・サラダ油 小さじ1
・砂糖 小さじ1/2
・淡口しょうゆ 小さじ1強
・塩、こしょう 各少々
<作り方>
① ひじきは水洗いして水でもどした後,よく洗ってザルにあげ、水をきる。
② ツナフレークは軽く油をきり,ほぐしておく。小松菜は2cm程度、にんじんは千切りにしておく。
③フライパンに油をいれて熱し、①を炒める。砂糖、淡口しょうゆを入れ、炒め合わせる。
④②を加えてさらに炒め、塩・こしょうで調味して仕上げる。
魚と大豆のケチャップがらめ
<材料(4人分)>
・魚の切り身 200g
(A)しょうが(すりおろし) 適量
にんにく(すりおろし) 適量
濃口しょうゆ 大さじ1/2
酒 小さじ1
・片栗粉(魚用) 大さじ2
・ゆで大豆 60g
・片栗粉(大豆用) 大さじ1
・揚げ油 適量
(B)ケチャップ 大さじ1 1/2
ウスターソース 小さじ2
砂糖 小さじ1 1/2
<作り方>
①魚は一口大に切り、(A)の調味料をからめてしばらくおく。
➁①をキッチンペーパーで軽く水分をふきとり、片栗粉をまぶす。
③ゆで大豆にも片栗粉をまぶす。
④鍋に油を熱し、粉をまぶした大豆をいれ、衣がカリッとするまで揚げる。
⑤大豆が揚げ終わったら➁を揚げる。こんがりきつね色になるまで、5分程度揚げる。
⑥(B)の調味料を合わせ、鍋か電子レンジで砂糖がとけるまで、焦げないように注意しながら加熱する。
⑦⑥のたれで④⑤を和えたらできあがり。
*魚はブリや鮭など、何でもOK!写真ではサワラを使用。
さばのソース煮
<材料(4人分)>
・生さば切り身 4切れ(一切れ60g)
(A)しょうが(すりおろし) 7g
砂糖 大さじ2強(20g)
濃口しょうゆ 大さじ1弱(15g)
ウスターソース 大さじ1強(20g)
酒 小さじ2
水 50ml
<作り方>
① フライパンに(A)を入れて煮立たせ、さばを並べる。
② 中火にかけ、沸騰したら弱火に資、落し蓋をして20分ほど煮る。
③ 落し蓋をとり、煮汁にとろみがつくまで煮ふくめて仕上げる。
いわしのかばやき風
<材料(4人分)>
・いわし(切身) 160g(40g×4枚)
(A)しょうが(すりおろし) 4g
料理酒 小さじ2
・片栗粉 適量
・油(揚げ用) 適量
(B)砂糖 16g
酒 8g
みりん 8g
濃口しょうゆ 大さじ1
水 大さじ2
<作り方>
① いわしは大きければ食べやすい大きさに切り、(A)を合わせた中に 30 分 ほどつける。
➁ (B)を煮立てて、たれを作る。
③ ①に片栗粉をつけて、180℃の油で揚げる。
④ ➁のたれを③にかけ、からめる。
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