【消費者庁】食品表示に関する調査事業について
2024/06/24
ニュースのポイント
- 「令和5年度分かりやすい栄養成分表示の取組に関する調査事業報告書」を公表
- 第3章では一般消費者、管理栄養士、食品関連事業者へのインタビュー調査に基づく課題や改善案等が掲載
- 「食品表示に関する調査事業について【令和5年度】」では食品表示に関する各種調査報告もあわせて掲載されている
消費者庁は2024年6月18日(火)に「令和5年度分かりやすい栄養成分表示の取組に関する調査事業報告書」を公表した。
食品表示をめぐる検討については、栄養業界ニュース「【消費者庁】「我が国における包装前面栄養表示の検討の方向性」について」(2024年4月9日掲載)で既に掲載の通りである。
我が国のFOPNL(包装前面栄養表示)の在り方等を検討するために「分かりやすい栄養成分表示の取組に関する検討会」が2023年11月から2024年3月にかけて全3回にわたり開催され、議論が行われ、今般、その結果が調査事業報告書として取りまとめられた。本報告書の第3章では、一般消費者、管理栄養士、食品関連事業者へのインタビュー調査に基づく課題や改善案等がまとめられている。
また、消費者庁ホームページ「食品表示に関する調査事業について【令和5年度】」では、「令和5年度分かりやすい栄養成分表示の取組に関する調査事業報告書」のほか、以下の調査報告書が公表されている。あわせて確認されたい。
・栄養強化目的で使用した食品添加物の表示に関する実態調査報告書
・栄養成分表示の分析方法の測定誤差等に関する基礎資料報告書
・ビタミンB群の高速液体クロマトグラフ法の確立に係る基礎資料報告書